昨日は、日舞の発表会。
JADE舞台スタッフの一日は、搬入作業と同時に、舞台にリノリウムを敷く作業から始まります。
リノリウムは、ダンサーや演者が安全に踊れるようにするための専用マットです。シワや段差ができないよう、何枚ものリノリウムを丁寧に横に敷き詰めていきます。
その継ぎ目には、リノテープと呼ばれる専用テープを使用して固定します。このテープは舞台を傷めず、きれいにはがせる特殊なもので、一日限りの使用が基本です。
しかし、このリノテープは1本1,000円以上と決して安価ではありません。公演の規模によっては何本も使用するため、毎回かなりの消耗品コストがかかります。

今回の会場は縦引きでリノリウムを設営しました。
幅約90cmのリノリウムは、見た目以上に重量があります。そのため、丸められたリノリウムを足で少しずつ蹴りながら転がし、舞台の奥までまっすぐ敷いていきます。
一見すると単純な作業に見えますが、わずかなズレやシワも許されません。演者が安心して踊れる舞台をつくるため、スタッフは一本一本、丁寧に位置を合わせながら設営を進めています。

大道具チーフによるリノテープの貼り方講習。
リノリウム同士をつなぐリノテープは、舞台の仕上がりを左右する大切な作業です。
イベントスタッフJADEでは、初めて現場に入るアルバイトスタッフにも、大道具チーフがテープの貼り方やコツを一つひとつ丁寧に指導しています。
安全で美しい舞台づくりは、こうした基礎をしっかり学ぶことから始まります。

リノリウムの両端は、スタッフ全員で息を合わせて仕上げます。
ゴムマットを外側へ押し出しながら、シワやたるみを伸ばし、テンションを均一に保った状態でリノテープを貼っていきます。
タイミングが合わないと美しく仕上がらないため、声を掛け合いながらの共同作業です。
舞台を安全で美しく仕上げるための、最後の大切なひと手間です。

イベントスタッフJADEでは、演者の皆様が安心して最高のパフォーマンスを披露できる舞台づくりを目指し、こうした見えない準備作業も大切な仕事として取り組んでいます。













